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笑いのエビデンス

2024/01/17 2024/01/30

【笑いのエビデンス】「免疫力こそすべて!」~奥村康①/3

「免疫力こそすべて!」・・・これは、超おすすめ本です!https://amzn.to/421t8M8

奥村 康(おくむら こう)先生とは?

順天堂大学医学部特任教授。医学博士。スタンフォード大学留学、東大医学部講師を経て順天堂大学医学部教授、同大学学部長を歴任。サプレッサーT細胞の発見者。数々の医学系の賞を受賞。免疫学の国際的権威です。

コロナ禍でも行動制限よりも免疫力を高めることが大切であると唱え、本書では「ウイズコロナ」~「フォーゲット・コロナ」、「終わりなき旅」ではなく、必要以上に怖れず臆せず、腹を据えて、気軽な気持ちで臨むことが大切だと説いています。

NK細胞発見の裏話

NK細胞の発見者は日本の仙道富士郎先生(山形大学学長、NIH「米国立衛生研究所」など)です。それまでは、T細胞・B細胞の働きでガン細胞を潰しているという説が濃厚だったのですが、彼は「何か別の存在」に気づいたのです。当時、NIHで一緒に研究していた奥村先生が、飲んでる席で「免疫もしていないナチュラルな状態で相手を殺す」からナチュラル・キラー細胞(NK細胞)という名前がいいんじゃないのと提案し、そのまま仙道先生がNK細胞という名前で発表したんだそうです。

つまりNK細胞の発見者は仙道富士郎先生NK細胞の命名者は奥村康先生ということなんです!

免疫について(奥村先生が分かり易く単純化してくれます)

奥村先生は、NK細胞はお巡りさん、T細胞とB細胞は軍隊に例えます。そして、軍隊の中でもT細胞は地上軍B細胞はミサイルだと。

日々働いているのはNK細胞です。人間の身体の中で毎日1兆個の細胞が生まれ変わっているのですが、その内5,000個は「ガンの芽」なのだそうです。放置しておくと本物のガンになる可能性があるそうです。その「ガンの芽」を退治してくれるのがお巡りさんことNK細胞なのです。

これまでのブログの中でNK細胞にも触れさせていただいていますが、なんとも頼もしい存在じゃありませんか!!