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笑いのエビデンス

2023/12/30 2024/01/30

【笑いのエビデンス】「笑いが脳卒中患者を助ける」①/3ナラヤン博士

「笑いが脳卒中患者を助ける」ギータ・スラジ・ナラヤン博士①/3   https://sgriine.base.shop/items/81772641

第1章「笑いの起源と利点」

今回からは、表題の書籍について何回かに分けて紹介させていただきます。著者のギータ・スラジ・ナラヤン博士は、「笑いヨガ」を「心理療法の認知再構成法」と組み合わせて「笑い医療モデル」を築いた世界初の研究者です。南アフリカで「笑い治療」を通して恵まれていない人々に力を与えたことで南アフリカ国営テレビ局から「南アフリカの英雄」として表彰されました。ナラヤン博士は、笑いが健康に好影響を与える仮説を立てる中でポイントを4つ挙げています。①生理系の直接的な変化に繋がる②ポジティブな感情を導く③ストレスを軽減する④人の社会的なサポートを高めるというものです。」そして、裏付ける証拠として日本を含めた世界の研究例を紹介しています。

その中のHoldenによる社会心理の研究を紹介します。子供は1日平均150回笑うが、大人は6回しか笑わない。子供は1日平均400回微笑んでいるが、大人はせいぜい15回しか微笑まないことが示されています。Holdenは以下のように述べています。「私たちは成長すると1日に100回の笑いと数百回の微笑みを失う。もっと簡単に、そして、もっと頻繁に、再び微笑み、笑えるようになると、私たちは健康と幸せに向け、深くポジティブな効果を生み出すことができる。」

また、治療による浄化には、「涙」「怒りの解放」「笑い」の3つががありますが、その中で「笑い」が最も重要で、楽しく、受け入れやすいものであるとのEdna Junkinsの言葉が紹介されています。「笑い」の治療にはカウンセリングと面白い映画などを取り入れたものが従来からありましたが、笑い治療に加わった1つの形態が「笑いヨガ」です。ラフターヨガの創始者でありインドの内科医でもあるマダン・カタリアからナラヤン博士は薫陶を受け、自ら「笑いヨガティーチャー資格」を取得しました。脳卒中患者に「笑いヨガ」を使った治療の研究とその結果について次回以降見ていきます。

「笑いヨガ」を脳卒中患者の治療に使いその結果を研究データとして残してくれているナラヤン博士、それを翻訳してくれた荒木由紀子氏、クラウドファンディングで資金を集め出版した笑い総研の大久保信克氏のおかげで日本の脳卒中患者とその家族にも希望を与えてくれる書籍です。

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