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笑いのエビデンス

2024/01/07 2024/01/30

【笑いのエビデンス】「笑いの健康学~笑いが免疫力を高める」④/6伊丹仁朗

第2章:笑いの免疫力と「生きがい療法」その4
   前向きに意欲的に生きる大切さを示した研究例
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今回は「前向きに意欲的に生きる大切さ」を示した研究例が列挙されていましたので紹介します。

〇配偶者と死別した26人の免疫システムの働きを示す指標(リンパ球幼弱化反応)を調査したところ、いずれも1年間にわたり低下していた。

〇うつ状態が免疫力を低下させるという研究報告多数。(その中にはうつ状態になったガン患者さんの死亡率は、うつにならなかった患者さんの2倍という報告もあり。)

〇乳がんの患者さんの10年後生存率は、がんに対する闘争心をもった患者さんは80%であったのに対し、絶望感を抱いた患者さんは20%と1/4の数値だった。

〇進行した乳がんの患者さんに対して、不安や恐怖を和らげる心理療法とリラクゼーション訓練を行った場合は、それを行わなかった場合との比較で2倍も生存期間が延びた。

〇ガンの手術後に「前向き思考」の学習を続けると、手術後6年目の再発率が半分に、死亡率は1/3になった。

わたしも痛いときは痛いです。(とても痛みに対して弱虫です!)苦しい時は苦しいです。辛いときは辛いです。それでもなるべく、明るく、楽しく、前向きに、できる限り笑うことを心がけています。